IP分散サーバーの特徴・評判・おすすめ比較やSEO効果について紹介して行きます。
2012年のパンダアップデート以降、低品質な量産サイトは減りましたが、IP分散サーバーのメリットについて検証して行きます。
IP分散をする理由
IPを分散(IPアドレスを分けること)すると、被リンク効果が出るんだよ。
通常のレンタルサーバーだと、1サーバーで1IPアドレスとなるため、1サーバー内でたくさんのサイトを作っても、被リンク効果が出ません。
そこで誕生したのがIP分散サーバーというものです。
IP分散サーバーでサイトを作れば、全てのサイトのIPが別の物になるので、被リンク効果が出て来ます。
サイト量産の注意点
ここではサイト量産の注意点を紹介するよ。
ペラサイトではなく、しっかりとコンテンツを作る
サテライトサイトは1ページのみで完成するペラサイトではなく、10ページ以上のサイトを作りましょう。
内容もしっかりと作り込んで、1ページ1,000文字程度のコンテンツ量にすると良いです。
ペラサイトだとしても、5,000文字以上のしっかりとしたコンテンツを作ろう。
被リンクは1サイト1リンクにする
メインサイトへのリンクは1サイト1リンク、もしくは数リンク程度にしておきましょう。
10ページ × 1リンク(合計10リンク)などを貼ったりすると、Googleからペナルティを受ける可能性があります。
あくまで自然なリンクを心がけましょう。
被リンクはゆっくりと貼る
メインサイトへの被リンクは、1日の間に複数リンクを貼ると、Googleから何かしらの悪影響を受ける可能性があります。
最低でも1日1リンク、出来れば3日~5日に1リンク、とゆっくり貼って行きましょう。
サテライトサイトの作り方
何か楽して被リンクを得る方法は無いの?
出来るだけ手間なくサテライトサイトを作る方法を紹介して行きます。
被リンクの効果を最大限に得る方法も合わせて紹介します。
サイトジャンルはメインサイトと同じにする
サテライトサイトのジャンルは、リンクを貼りたいメインサイトと同じにしましょう。
例えば「投資系」のアフィリエイトであれば、同じような投資系のテーマにしましょう。
記事は記事作成サービスで依頼する
まず記事は記事作成サービスや、クラウドソーシングサイトで依頼しましょう。
クラウドソーシングサイトでは、ライターの当たり外れが大きいので、記事専門のクラウドソーシングにしましょう。
シュフティ
シュフティは主婦のワーカーが多い、記事作成がメインのクラウドソーシングサイトです。
主婦の方は連絡もしっかりと取ることができ、仕事もしっかりと行ってくれる方が多いです。
Shinobiライティング
Shinobiライティング記事作成サービスです。
ワーカーが書いた記事をShinobiライティングがキッチリとチェックしてから納品してくれるので安心です。
記事をアップする外注にお願いする
外注で記事を書いてもらったら、ワードプレスにアップロードしてくれる外注さんを雇うのがおすすめです。
ランサーズなどのクラウドソーシングで募集してお願いすると良いでしょう。
1記事100円~150円くらいで募集すると良いです。
ドメインを中古ドメインにする
ドメインは新規のドメインでも良いですが、新規ドメインだとGoogleに評価されるには、かなりの時間がかかります。
また、1,000文字 × 10ページくらいだと、あまり評価されにくいです。
そこで、早く被リンク効果を得るために、中古ドメインを使うのをおすすめします。
ページランク制度が廃止し、効果は少なくなりましたが、未だに効果はあり、中古ドメインを愛用しているアフィリエイターも多いです。
IP分散サーバーでIPを分ける
サーバーは1つずつ分けても良いですが、費用もかかりますし、契約するのに手間がかかります。
IP分散サーバーの良いところは、1サイト作るのに時間がかからないところです。
通常だと半日~1日かかるドメイン・サーバー契約ですが、IP分散サーバーはあっという間に登録が完了します。
1つIP分散サーバーを契約しておくと、とても便利です。
最低限の数で登録しておいて、サテライトサイトが増えたら登録数を増やして行くと良いです。
IP分散サーバーを選ぶポイント
シングルドメインにする
IP分散サーバーの契約は、シングルドメインとマルチドメインの2種類があります。
シングルドメインは、1IP = 1ドメインの契約となるため、サテライトサイトに合っています。
マルチドメインでの契約でも問題ありませんが、費用が高くなるので、シングルドメインのタイプにしましょう。
国内IPにする
IPは海外IPと国内IPがあり、国内IPの方が費用が高くなっています。
IPはネットで言う「電話番号」のようなもので、国内の方がGoogleからの評価が高くなります。
海外IPの方が安いですが、Google評価を考えて国内IPにしましょう。
クラスC以上の分散にする
IPの分散はクラスC以上の分散になるようにしましょう。
クラスC以上でないと、Googleからは「ほぼ同じIP」として評価されない可能性があります。
今のところ、クラスC以上は評価されるので、クラスC以上のIP分散サーバーを選びましょう。
おすすめのIP分散サーバー
ここではおすすめのIP分散サーバーを紹介します。
サテライトサイト用で1つ契約しておいても良いでしょう。
IQサーバー
IP数 | クラス | 初期費用 | 月額費 |
---|---|---|---|
10IP | C | 無料 | 3,240円 |
転送量 | ディスク容量 | 国内/海外 | ドメイン数 |
---|---|---|---|
無制限 | 300MB | 国内 | シングル |
IQサーバーは国内ドメインが最安値で使うことができるIP分散サーバーです。
10IP単位での契約となるので、そこそこの費用はかかりますが、サイトの量産には最短で行なうことが出来ます。
CIPサーバー
IP数 | クラス | 初期費用 | 月額費 |
---|---|---|---|
10IP | C | 3,000円 | 1,500円 |
転送量 | ディスク容量 | 国内/海外 | ドメイン数 |
---|---|---|---|
無制限 | 1GB | 海外 | シングル |
CIPサーバーは海外IPだけの取り扱いになりますが、費用を低くサテライトサイトを作ることが出来ます。
ワードプレスも簡単にインストール出来るのでおすすめです。
TICサーバー
IP数 | クラス | 初期費用 | 月額費 |
---|---|---|---|
50IP | C | 0円 | 5,400円 |
転送量 | ディスク容量 | 国内/海外 | ドメイン数 |
---|---|---|---|
無制限 | 200MB | – | シングル/マルチ |
TICサーバーは1IP = 108円で使うことが出来るお得なIP分散サーバーです。
最低契約数が50IPなので、かなりの数を量産したい人におすすめのサーバーです。
まとめ
IP分散サーバーは昔と比べると利用価値が少なくなりましたが、しっかりとコンテンツを作って行けば、かなりの被リンク対策になります。
IP分散サーバーはサイト設定の時間短縮になるので、1つ契約しておくと便利です。